印刷物を作っている人たちをサポートする仕事は やりがいと面白さにあふれている

PROFILE

印刷物を作っている人たちをサポートする仕事は   やりがいと面白さにあふれている

R.T

ワークフローソリューション部ビジネスソリューション課

大阪府出身。大学では災害が自然環境に及ぼす影響を研究し、2018年にSCREEN GPサービス西日本に新卒入社。現在はIT保守サービスやサーバー設置などを担当している。

本が大好きだったことがきっかけで、印刷業界に興味を持った

私は子どもの頃から本が大好きで、学生時代は書店でアルバイトをしていました。印刷・出版関係を志望して就職活動を始めましたが、活動を進めていくうちに、出版そのものよりも、印刷物を作っている人たちのサポートをする仕事に興味が出てきました。というのも、身近に同人活動をしている友人が多く、印刷物に親しみがあったからです。

当社を就職先に選んだ理由は、そんな私の興味にぴったりだったから。業界でも最先端の印刷・製版機器のメンテナンスや運用サポートを行う仕事は、面白くてやりがいがありそうだと感じたのです。

客先を訪問して、印刷システムのサーバーの セッティングやメンテナンスを行う

私の仕事内容は、IT保守サービスです。オフセット印刷の機械やオンデマンドのプリンターの制御を行うサーバーの設置や搬入、ソフトのインストール、サーバーのメンテナンスなどを担当しています。

サーバーは客先に置かれていることがほとんどなので、定期的にお客様の会社に訪問して、定期点検やメンテナンスを行います。

普段の1日の仕事の流れは、朝、いったん出社してから訪問先に出かけ、日中は客先で点検や修理を行い、終わったら会社に戻り事務作業をします。遠方のお客様の場合は1泊出張することがありますが、大阪や兵庫、和歌山、三重など近県のお客様がメインなので、ほとんどは日帰りです。客先訪問で外出する日が6~7割くらいですが、客先訪問のない日は終日会社にいて、コールセンターでトラブルコールの対応をしています。

印刷・製版機器の中でもサーバーやネットワークを扱う仕事ですが、もともと学生時代からパソコンを自作するなどPCには興味があったので、自分の好きなことを仕事で応用できるのが、楽しいですね。

反対に、仕事で大変だと感じる点は、印刷や印刷業界について全く知らなかったので、セオリーやノウハウをゼロから勉強しなければいけないこと。PCやネットワークについても、趣味のレベルではない専門的な深い知識が求められるので、常日頃から新しい知識を学び、自分自身をアップデートしていかなくてはいけません。

初出のトラブルを1人で解決できたとき、 自分自身の成長を実感した

入社後は、OJTで先輩から教わりながら仕事を覚えていきました。社内のテスト用マシンで実際に機械をさわりながら技術的なことを覚えたり、社内にある印刷関連の本や資料などを調べたりして、知識を身につけていきました。定期点検などルーティンの作業が1人で全部できるようになるまで、1年くらいかかったと思います。入社2年目、3年目くらいで、イレギュラーなトラブル対応なども含め、ひと通りのことができるようになった感じです。

以前は難しくて先輩にお任せしていたことが自分でできるようになったり、初出のトラブルを自分で解決できたりしたときに、成長を実感します。お客様から名前を覚えてもらい、いろいろと相談されると、「自分も役に立てているな」と嬉しく思います。相談内容によっては社内の詳しい人に問い合わせないとわからないこともありますが、とりあえず私に聞けば欲しい答えが返ってくる、とお客様から思われているのは、とてもありがたいですね。

幅広い知識を深め、お客様にとって頼りになる存在になることが目標

今後の目標は、単なる修理屋さんの立場を超えて、お客様の困りごと全体にアプローチできる存在になることです。自分たちの業務の範疇外のことであっても、お客様の困っていることに対して、有益な情報やアドバイスを提供するなど、解決の橋渡しをしてあげられるようになりたいと思っています。

幸い、当社の社員は、他のメーカーの修理部門の人たちよりも話を聞いてくれるという印象をお客様から持たれているようなので、私もお客様にとって、何でも相談できる存在になりたい。それが会社全体の信用につながり、次の商談や発注へとつながっていくと思います。

自社製品のことだけでなく、印刷やITなどについても幅広く最新の知識や情報に精通し、お客様から頼りにされるサービスマンを目指したいですね。